南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)の安定運用に向けた設計 武田哲也(南海トラフ海底地震津波観測網整備推進本部)

南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)の安定運用に向けた設計 武田哲也(南海トラフ海底地震津波観測網整備推進本部)

南海トラフ地震は、今後高い確率で発生すると予想され、関東から四国・九州の広範囲にわたり甚大な被害が生じる恐れがあります。しかし、南海トラフ地震の想定震源域には、観測網を設置していない海域がまだ存在しているため、2019年より南海トラフ海底地震津波観測網N-netの整備が開始されました。
このN-netシステムは、非常に重要な防災インフラであるため、システムに障害が発生した場合に備え、その機能が失われないようにあらかじめ設計しておく必要があります。そのため、N-netでは次の3つの設計を行っています。①陸上拠点の2局化、②両局給電と双方向データ伝送、③沖合システムと沿岸システムの独立性です。この他にもシステムの長寿命化を図るために地震計および津波計を2セットずつ組み入れて常時冗長性を確保しています。このように何重にも冗長構成を組むことによって、N-netシステムの安定運用を担保しています。

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