【K-1】王者・朝久泰央と挑戦者・与座優貴が睨み合い30秒、“復讐”か“王座奪取”か⁉
3月12日(日)に開催される『K-1 WORLD GP 2023 JAPAN~K’FESTA.6~』(東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前日計量が11日都内にて行われ、「K-1 WORLD GPライト級(-62.5kg)タイトルマッチ/3分3R・延長1R」に出場する王者・朝久泰央(朝久道場)が62.30kg、挑戦者・与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は62.40kgでともに計量パスし、フェイスオフで睨み合いが約30秒間続く一触即発の状態となった。2人は、昨年2月にノンタイトルで対戦し、この時に与座が延長で朝久から判定勝ちを収めた。その後は、タイトルマッチの機運が高まっていたが、朝久のケガで再戦が長引き、ようやく今回のタイミングで実現する形となった。対戦発表会見で2人は、舌戦を展開。与座の試合をリングサイドで見てきた朝久は、「面白い試合じゃないですね。リトル与座が震えていると言いましたが、少し調子に乗ってきたように見えました」とコメント。それを聞いていた与座は、「自分に負けているのに、なんでそんなに上から目線なんだか」と呆れた様子で呟き、睨み合った。
今回も2人は、計量からバチバチとなる。睨み合いは約30秒くらい続き、関係者が2人を引き離すこととなり、朝久は与座に手で払うジェスチャーを見せた。この時の心境を朝久は、「睨み合うというより、向き合う時は心の目で相手を見るんですけど、最後まで自分は目を離さなかったので、この勝負は勝ったと確信しました」と与座の前で勝利を宣言。
与座は「一日も自分に負けることなくいい準備をしてきました。明日は勝ってタイトルを獲りたいと思います。自分も過去一いい状態。朝久選手もいい調子で仕上げてきているようなので、いい試合ができると思います。ここで言い合うことは何もないです」と朝久の挑発を無視した。
あとはリングで決着するのみ。完全に仕上がった2人は、前回よりも激しい試合を見せてくれそうだ。