元保育士3人が逮捕された静岡県裾野市の私立さくら保育園での園児虐待事件を受けて、裾野市は2月13日、対応が遅れたことで、保護者や市民の信頼を損ねたとして、健康福祉部長に文書訓告とするなどの処分を発表しました。
裾野市が13日付けで処分を発表したのは、市の健康福祉部長と子育て支援監、こども未来課長の3人です。市の説明によりますと、市は私立さくら保育園での園児虐待問題を、2022年8月に事態を把握していたのにもかかわらず、対応が遅れ、2022年11月になってから公表しました。
市では保護者や市民の信頼を損ねたとして、健康福祉部長を文書訓告、子育て支援監と、こども未来課長の2人を口頭注意としました。
この問題をめぐっては、村田悠市長は当初、報告を怠ったとして、健康福祉部長らを懲戒処分にする方針を示していましたが、市によりますと、懲戒処分審査委員会は「懲戒処分にあたらない」と判断したということです。
#LIVEしずおか 2月13日放送
