新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、週3日、社員の6割以上のテレワークを要請する東京都。
こうした動きに、利用者の減少に悩むホテルの客室でテレワークを行う取り組みが注目を集めている。
東京・多摩ニュータウンにあるホテル「京王プラザホテル多摩」。
1室500円という低料金でホテルの客室をテレワークで使えるプランが、今、大人気だという。
客室に入ると、太陽の光が注いで落ち着いた雰囲気。
午前9時から午後7時まで最大10時間利用可能で、無料Wi-Fiなどテレワークの環境が整備されている。
もちろん感染対策はばっちり。
空気清浄機はエレベーター内にも設置されている。
京王プラザホテル多摩・伊東大輔フロントマネジャー「平日はもちろん、週末の稼働もほぼ満室といった状況。非常に好評をいただいている」
なぜ500円という安さが実現できたのか。
実は、テレワークの推進に力を入れる都が、多摩地域の5つの宿泊施設であわせて100室の客室を確保。
都内在住、在勤者向けに提供しているため。
利用者「会社に行く交通費より安く家の近くでできるということで、500円はありがたい価格」
一方、都心にある「ホテルニューオータニ」では、宿泊しながらテレワークができるプランが注目されている。
その1つが、都が企業に要請する週3日のテレワークを応援するプラン。
ホテルニューオータニ マーケティング課・田中小百合主任「週3日60時間をホテルでテレワークに利用できるプラン。初日はチェックインが朝8時から。3日目はチェックアウトが夜8時まで利用できるプランです」
週の半分、ホテルに寝泊りしながらテレワーク。
客室からは国立競技場や富士山も目の当たりに。
さらに…
ホテルニューオータニ マーケティング課・田中主任「2日分の朝食がついています。朝食はスケジュールに合わせて昼食への振り替えが可能です」
館内のレストランやバー、ルームサービスで使える2万円分のミールクーポンも付いて、料金は「ガーデンタワー スタンダードルーム」で6万6,000円。
さらに、8日からは最大30連泊できる新プランがスタート。
アップグレードした客室で充実のテレワーク。
ヒノキの風呂で日々の疲れも癒やされる。
そして…
ホテルニューオータニ マーケティング課・田中主任「お客さまから『館内のレストランで食事をすませたい』と声が多かったので、朝食・昼食・夕食もすべて含めたプランを用意しました」
選べる朝食と館内のレストランからえりすぐったおよそ40種類のメニューからチョイス。
さらに、滞在中、ワイシャツや下着、靴下などは無料でクリーニング。
2時間無料の会議室や電動アシスト自転車も無料レンタルできる盛りだくさんの内容で、料金は「ザ・メイン 新江戸デラックス」で120万円。
コロナとの闘いが続く中、人と仕事をつなぐホテルの取り組みにこれからも注目。
#新型コロナウイルス
チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/subscription_center?add_user=FNNnewsCH
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
アプリで最新ニュースに簡単アクセス
https://yappli.plus/fnn-prime_flyer
コメントを書く