アメリカで“希望のワクチン”接種した日本人医師(2020年12月20日)

アメリカで“希望のワクチン”接種した日本人医師(2020年12月20日)

世界各地で新型コロナワクチンの接種が始まっています。
アメリカで接種を受けた日本人医師は「想像できないくらいのメリットがある」と語りました。

製薬大手・ファイザー社などが開発したワクチンを、15日に接種したのは医師の池田早希さんです。
スタッフ:「これで終わり」
池田医師:「これだけ?」
スタッフ:「これだけです」
池田医師:「素晴らしい!」

池田医師 「ちょっともう分からないと思います、接種した場所。ここに赤い点があるので、ホクロのすぐ下だったのでここら辺なんですけど」

池田さんはテキサス小児病院で、コロナ患者の対応にあたっています。
森川アナ:「打ったあと、いかがでしたか」
池田医師:「これは個人差があると思うのですけれども、私の場合は全然痛くなかったですね、インフルエンザの予防接種や採血などと比べても、痛みは全然なかったですね」

テキサス小児病院にワクチンが届いたのは15日、厳重に梱包されていました。開封すると『遠隔で温度を管理できるGPS付き監視装置』が取り付けられていたといいます。ファイザー社のワクチンはマイナス70度前後で保存する必要があるため、専用の冷凍庫に入れられました。

全米で約1765万人が感染し、31万人以上が亡くなっている中、届けられた“希望のワクチン”。各地の病院は待ちに待ったワクチンの到着に、“お祝いムード”に包まれています。テキサス小児病院でも、ワクチン接種会場に風船が飾られました。
池田医師:「本当にお祝いムードで。新型コロナウイルスの対応で本当に疲れていますので、その医療従事者を本当に労らってくれている、そういう雰囲気でした」

ファイザー社のワクチンは2度の接種が必要で、池田さんも3週間後にもう1度接種することが決まっています。
池田医師:「皆さん新型コロナウイルスの怖さを知っているので、『今回はやめておく』という人はごくわずかでしたね」
森川アナ:「皆さん、肯定的にワクチンのことを見ていた?」
池田医師:「自分自身の働いてるところが感染症科ということもあり、基本的な安全性が分かっているので、皆接種しましたね」 

ワクチン接種後は、会場で30分待機。万が一、体調不良やアレルギー反応が起きた場合は専門の看護師が対応します。さらに、スマホを使って「体調に変化がないか」などを追跡調査できるシステムもあるといいます。
池田医師:「例えばこんな感じで『あなたの体調は今日どうですか』と、良好・普通・よくない、という風に入れます」
熱が出たか、仕事など日常生活に影響は出ていないかなど健康状態について、接種後1年近くに渡り回答します。

一方、アラスカ州ではワクチンを接種した医療従事者が、急激なアレルギー反応が全身に出る『アナフィラキシー症状』を起こして入院。(※翌日回復)CDCによると、米国では18日までに、ファイザーのワクチン接種で6件のアナフィラキシー症状が確認されています。
森川アナ:「不安な声も出ていると思うんですけど、そういった方々にメッセージは」
池田医師:「どんなワクチンでもアナフィラキシーが起きる可能性はあるのですね」「ワクチンのメリットは本当に想像できないくらいなので、普段の生活を守るためにはワクチン接種が必要不可欠になるので、前向きに検討していただきたいなと思います」

CNNによれば、ファイザー社のワクチンを海外に輸送するのは、普段は日本に『マグロを輸送している巨大冷凍庫』。長さ6メートル、30万回分のワクチンが収納できるといいます。日本政府はファイザー社から6000万人分、モデルナ社から2500万人分の供給を受ける予定で、早ければ3月までにワクチン接種を始めたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

ワクチンカテゴリの最新記事