[新型コロナ]ワクチン接種始まるも・・・課題山積【news23】

[新型コロナ]ワクチン接種始まるも・・・課題山積【news23】

日本でもようやく始まったワクチン接種。接種スケジュールはなぜ確定しないのか?ワクチン1瓶で6回分接種できる“特殊な注射器”は、どう確保していくのか?課題は山積しています。

ワクチンの先行接種2日目。18日も全国の医療機関で着々と接種が進んでいます。

「インフルエンザより痛くない」(水戸医療センター 山口高史院長)

厚生労働省によりますと、17日に接種した125人から重い副反応は報告されていないということです。滑り出しは順調のように見えますが、一方で、解決していない課題がいくつかあります。

【課題① 見えない接種スケジュール】

「海老名市役所では、市民の関心が高いということで、ワクチン接種の専用ダイヤルを設けて、市民の問い合わせに対応しているんです」(記者)

神奈川県海老名市が設置したワクチン専用の相談窓口。自分はいつ接種を受けられるのか、といった相談が多く寄せられていました。65歳以上の高齢者への接種は4月から始まる予定ですが、具体的な日程はまだ確定していません。それ以降に行われる基礎疾患がある人、一般の人たちへの接種スケジュールも、まだはっきりしていないのです。

「どういったスケジュールで進めていくのか、当然、変更ありきのものだと思うんですが、そういったところでも示されると、市民も安心するのかなと考えています」(海老名市 健康推進課 安宅道善課長)

スケジュールが確定しない背景にあるのは、世界的なワクチン不足です。ファイザーがヨーロッパで製造している日本向けのワクチン。日本に輸入するには、航空機1便ごとにEUの承認を得る必要があります。来週には第2便が日本に到着する見通しですが、第3便以降の予定が不透明な状態です。

「自治体が一番必要としている供給スケジュール、高齢者への接種の開始の日程がなかなかお伝えできないというところはもどかしく思っていますし、ご迷惑をかけている部分は、率直におわびしなければいけない」(河野太郎行革相)

課題は他にも・・・

【課題② “特殊な注射器”の不足】

ファイザー製のワクチンについて、政府は1つの瓶で6回分の接種を目指しています。ところが、一般的な注射器では5回分しか接種できず、6回分接種できる“特殊な注射器”が不足しているのです。

厚労省によりますと、医療従事者4万人の先行接種で調達できた“特殊な注射器”は、医療機器メーカー「ニプロ」の注射器のみ。政府は、今後に向けて調達を急ぎたい考えですが、ニプロに生産体制について聞いてみると・・・

「2月の段階で、(月に)50万本がキャパシティいっぱいいっぱい」(ニプロ企画開発技術事業部 一宮淳課長)

“特殊な注射器”を製造しているのはタイの工場。政府の要請で増産の準備を進めていますが、設備の増強にかなりの時間がかかるといいます。

「製造準備に4、5か月。そこから製造を始めて1、2か月かかるので、現状の数倍に(生産量が)上がるのが10月。会社全体で一本でも多く、一日でも早く提供できるように検討を始めている」(ニプロ企画開発技術事業部 一宮淳課長)

課題山積のワクチン接種。私たちの接種は、いつになるのでしょうか。

#ワクチン接種 #新型コロナウイルス #COVID19 #医療体制 #news23
(news23 2021年2月18日放送)

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